優雅な週末
金曜日に提出が終わる。
飲み会の帰り、いつもの駅に新しいレンタルビデオ屋が出来ていた。
しかもオープニングセールでDVD7泊8日100円。
さすがに人気作はすでに貸し出し中がほとんど。
とりあえず気になるやつ、借りる。
そして週末の引きこもり生活へ。。
22(土)
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2005/08/26
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最近実写版が出てるみたいですが、アニメ版。
小4の時にテレビでみた、黒木先輩とマネージャーの部室でいちゃいちゃで
僕の思春期が始まった感がある。
恥ずかしくて今でも直視できないシーン多々あり。
(たっちゃんのチュウ等)
ストーリーは最後、原作とちょとちがう。
たっちゃんだめじゃん、登録もしてないのに。。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2005/09/22
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部分部分では見たことあるけど
通しで見たことなかった。
最近伊丹十三の映画が無性に見たくなってたとこでした。
とあるさえないラーメン屋を町一番にするというお話がメイン。
コレにストーリー上、ぜんぜん関係ないいくつのも小話をからめながら話は進行。
共通点は「食」。
腹減ってる時にこれ見たらやばい。
牡蠣、オムライス、ラーメン、北京ダック、チャーハン。
そしてそれを食う人と作る人。
伊丹先生のこだわりが感じられます。
高級フランス料理店の接待で上司はフランス語のメニュー読めない中、
一人だけ場の読めないヒラが(しかも接待する側)自分の分だけすらすらと注文する小話、ワロタ。
しかし山崎努いいわ。味がある。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2005/08/24
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伊丹作品2つ目。
国税局査察部が脱税組織を摘発するストーリー。
この作品を造るにあたり、かなりのリサーチが必要だったと思われ。
すごくよく出来たドキュメンタリーを見たような、
櫻井よしこの本読んでるような感じでした。
自分の不思議をとことん追い詰めるそんな執念を監督に感じます。
素直に驚く脱税とマルサの摘発の手口
(パチンコ屋摘発の仕込みとか)
もさることながらどうでもいいような人間の動きを
観察している伊丹十三の視線をたのしむオタク的見方もよい。
(夜逃げ代を取り合う家族とか役所に乗り込んできたヤクザを笑う男とか)
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一気に4本目。
マルサの続編。
今度は新興宗教を絡めた脱税の摘発。
1より派手な動きが増えてるがよく練りこんだストーリー。
伊丹映画は同じ俳優が映画ごとに違う役をこなすので
これも見所。
続けてみるとこれがはっきりわかる。
タンポポでモチを喉に詰める大滝秀治はマルサで港町税務署の署長、
同じくホームレスを演じていたギリヤーク尼ヶ崎(が出てるのもすごい)は宝くじを売る男。
人間観察が好きな人はたまらないはず。
ミンボーの女もおもしろい。
こんどはお葬式と大病人借りないと。
伊丹監督がなくなったのはホントに惜しまれる。
23(日)
- 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
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1920年代のオリンピックに出場したイギリス人短距離選手の若者の話を元にした実話。
2人の主人公は、かたや自分がユダヤ人系ということに、もう一人は
神の信仰に生きることに対して悩みスポーツを通してその悩みに
ぶつかり、考えるていう感じ。
ただ当時のキリスト教と王室とのかかわりや当時のイギリスについての
常識がないとちょっと不完全燃焼なかんじ。
音楽はよく聞くあれ。この映画から来てたのだな。
不完全燃焼。
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映像表現はすごい(1本目)。
あとはコレといって書くことナシ。
- 作者: 楳図かずお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1998/07/01
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話はなぞの大地震でとある小学校の敷地だけが近未来に
行ってしまい、子ども達だけで生きていくという一見
SFホラー物。
当然グロテスクな怪物やら出てきますが
「極限状態に追い込まれた子ども達」というものを借りながら
そこに(大人の)人間社会普遍の政治や宗教や戦争やエゴといったものも
描いてる超大作でもある。
「試行錯誤をやるんだ!」
やっと寝れる。。