ブリッジ


仕事が終わって久々に映画館へ。


前からみたかったブリッジを見にいった。


ブリッジとはゴールデンゲートブリッジのこと。


この映画は、この橋で2週間に1度は起こるという
自ら命を絶つ現場を1年間撮り続けるとともに、
そこで命を絶った者の家族や友人、また未遂に終わった人や、途中で食い止めた人の
インタビューを中心に構成されてるドキュメンタリー映画


自分自身、死にたいと考えたことは何度もあるし、
ほとんどの人はそう考えたことがあると思うけど
実際に実行することはそうないと思う。


自分で命を絶つという判断を行うことがないほうが
本人にとっても周りにとってももちろんいいことだと思う。


ただこの映画を見ていると逆に
そんなことわかっていてもそう判断してしまうほどの状況、
という物も感じてしまう。


またその判断を下す原因となっているものも
取り除けるものと取り除けないものの両方が
残念なことだけども現状においてはあることも感じる。
もちろん因果関係としては結果論でしかないのだけれど。



死んでしまうほどに生きることに前向きだった、
という気持ちが痛いほど感じられるだけに
ほんとの意味でのこの行為を否定できるのか?
という第三者的な気持ちがもやもやしてしまった。



「ブリッジ」
http://the-bridge-movie.com/