「言えなかったこと 告白します」
ようこそ先輩。に箭内先生。
小学5年生の教室へ。
斬新なアイデアの広告を次々と世に送り出しているクリエイティブディレクター箭内道彦さん。
ポスターからCMまで、箭内さんのこだわりは、飾ることなくストレートに思いを表現すること。
そんな箭内さんの授業のテーマは「告白」。
今まで恥ずかしくて言えなかった本当の自分をみんなに告白するというもの。
友達との関係、自分自身・・・箭内さんのよびかけにより、子供たちが封印していた心のうちを打ち明け始めます。
はじめはこれ、番組的に大丈夫だろうかと人事ながらはらはら。
見てられないくらいはらはら。
男の子。
「自分自身が友達にどう思われてるか気になる」とか
「僕には告白すべきことはない。いつも正直だから」とか。
女の子が仲のいい友達に
「今の状況はほんとの友達とは思えない」とか。
これをクラス全員の前で発表。
このシーンで感じるはらはらって、
自分自身を見つめるときに感じる焦燥感や絶望感に出会ったときのものと同じ気がする。
子供たちがこの番組でしたことはおそらく高校、大学くらいで
ほんとの意味が現れるんだろな。
箭内先生は種をまいた、と思う。