劇画シリーズ
古本市でゲット。
- 作者: 水木しげる
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1990/08/01
- メディア: 文庫
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ヒットラーの人生そのものを軸に話が進みます。
ホロコーストなんかはほとんど出てきません。
それどころか戦争は描かれるけど、人が直接死ぬシーンがほぼないのが
逆に怖いです。
時代の流れが担ぎ上げた妄想狂といえばそれまでですが
誤解を恐れずに言えばヒットラーは自分に、そして国民に対して
非常にまじめな人だったんだなあ、と感じました。
前に読んだ同じ劇画シリーズの毛沢東伝
- 作者: 藤子不二雄A
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2003/01/01
- メディア: 単行本
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文化大革命の最中に描かれているのもあって
よい面がこれでもかと押し出されています。
でも、ほんとに当時はよかっだったんでしょうね。
どのスパンで物事を見るかで善悪は違って見える、
という当たり前の事がそこにありました。