住吉の長屋


ギャラリー間の安藤忠雄建築展いってきました。


何よりの目玉は住吉の長屋の原寸モケイ。
展示室にはもちろん収まりきらず、パラペットをまたいで
外部のテラスまでのびてます。
ちょうど中庭部分から実際の空が眺められるしつらえ。


住吉の長屋は1976年につくられた
間口2間(図面上は有効3000mm)、奥行7間の細長い2階建住宅。
この細長い建物は端それぞれ1/3は居住スペース、
真ん中の1/3は屋根のない中庭です。
これは雨の日に2階にいくには傘がいるということです。
コンセプトの「自然とともにある生活」がそこにあります。


原寸モケイは思いのほか間口は広く感じられましたが
自分が住むとなると相当厳しいと感じました。
僕やったら中庭に屋根かけるわとなんとも貧困な発想をはかなむ。
作った人もすごいけど、建築主はもっとすごいです。


その他のプロジェクトの模型もたくさんありました。
モンテレイ大学のやつは何とも楽しそうな内部空間でした。


建築と関係ない人も楽しめるとおもいます。