持ち家と借家のコスト比較
築25年のタウンハウスを買って早2年。
元々住んでいた借家が取り壊されるというので
どうせ引っ越すなら借りるより買う方が無駄が無いなあ、
という感覚でローン組んで買ったわけだけど、
こんなんみてちょっとビビった。
不動産購入に関する一つの(ショックな)気付き
http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20091103/1257257344
リンク先は7500万円のマンション*1を買って、
20年後に売却した場合の持ち家の場合と
家賃30万円の借家の場合との差を比較しており、
じつは持ち家のほうが約1000万円損をするという内容。
よくある「持ち家VS借家の損得論争」で
不確定要素が大きければそれだけ正確にはわからないのだけれど
(1)手数料
(2)価値の目減り
(3)固定資産税
(4)保全コスト
(5)ローン
(6)頭金と頭金の運用益
というリンク先の項目を当てはめて計算してみた。
購入当初もざっくりと検討してみたけど頭金の運用までは気回ってなかった。
多少の損ならいいかなと思ってたけど1000万も変わればちょっときつい。
得はしなくとも損はしないやろう、という感覚だったので。
ぼくの場合は中古のマンションなので
最終は建物付土地の売却ではなく
更地としての売却で想定。
これでいくと
19年目までは賃貸優勢、
20年目からは持ち家優勢。
ただし、この時点で既に築45年であり
建替えなんかの話が出ている可能性は高い。
とりあえず順調にいけば少なくともトントン、と言ったところみたいでした。
結局これも
・頭金の運用金利(1.8%で想定)
・住む期間(長い方が持ち家のほうが原則得)
・売却方法(土地だけか建物付きか)
・家族構成の変化(人数増減での賃貸の家賃変化)
といった不確定要素で結果はかなり変わってくる。
あとはいつでも引っ越しできるメリット(賃貸)や
リフォームの自由度のメリット(持ち家)なんか
お金に換算できない価値(プライスレス!)も含めて
総合的に判断ということでしょうか。
それにしても資産運用って元手の大きさが
思いのほかに影響するですね*2。
そら金持ちはどんどん金持ちになるわな。