イワン兄さんが好きだ
過去一度、読んでみようと思い買った本が1957年訳のもので
まず日本語が理解できず100P程度で断念。
後日ふと本屋で光文社の新訳を見つけたので再挑戦を決意。
全部で5冊、2000ページくらいあるのですが
日本語としてはストレスなく読めました。
それでも世界観がわかるまでの部分*2や
あまり関係ない話*3なんかは読むのに相当時間かかり、
途中スケベな僕は他の本に移ったりもしたのですが
第二部以降のイワン兄さんの幻覚や劇詩のシーンをはじめとする
魅力的な部分はむさぼるように読んでしまいました。
電車からおりてもやめられず、エスカレーター乗りながらも読む始末。
また登場人物が多いので覚えるまではつらいけど
逆に頭に入ると完全にハマる。
読み切る事が目的だったのに途中でその義務感はなくなりました。
神様、宗教、良心なんかを考えるのが好きな人には
相当面白いと思います。
イワン兄さん*4好きだなー。
先に読んだ嫁さんと誰が誰に近いかを議論。
嫁さんは自称ホフラコーワ婦人。
僕はコーリャの友達のトロイの木馬の子あたりか?
とりあえず2周目読んできます。
- 作者: ドストエフスキー,亀山郁夫
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: 文庫
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