早速実験

GPSをもって山へ。
時間も遅いし、雨も降りそうなので箕面の山へ自転車で。



白河から勝尾寺まで往復2時間、標高差300m。





・感想
GPSも万能ではなく
大きな地図で全体を見たいときにはいらいらするし、
木々も深く、谷になっているところではGPSが電波を捕捉できない*1。





後者の場合、ほんとに道に迷ったときにこうなると
もうただのハコです。


やまで使うときはあくまで補助、非常用といった認識でいなければ
怖いです。
絶対紙地図もいります。
(捕捉さえできてれば道に迷うような誤差も出ない。
 特に、雪山やヤブコキでのトレースがない場合などは紙地図以上に有効と思うが。)




しかし、おもしろい。


もちろんGPS本体の表示を追っているだけでも面白いけど
醍醐味はパソコンとの連動。



カシミール3Dというフリーの神ツールがいろいろ楽しませてくれる。



GPSが蓄積したデータから断面図や累積距離をはじめ
デジカメでとった写真をドロップすると、撮った位置にリンクアイコンを作ってもくれる。
(仕事の現地調査でも使えそうな感じ。写真整理大変。)






カシミール3DGooglemapsAPI自動生成ツールをつかえば
こんなこともできる↓





・今日のあしあと






カシミール3DにしてもAPI自動生成ツールにしてももちろん無料。
こういう分野の自作パワーにはほんと驚かされるし。








*1
登りは手に持って水平に、下りはザックの肩の部分にくくりつけ水平に固定。
登りのロストは3割くらい、下りは1割くらいしかロストしなかった。
できるだけ高くて天空率の高い位置がよい模様。


参考文献

山と風景を楽しむ地図ナビゲータ カシミール3D GPS応用編 Windows対応 [CD-ROM 2枚組]

山と風景を楽しむ地図ナビゲータ カシミール3D GPS応用編 Windows対応 [CD-ROM 2枚組]

図解 これでわかったGPS 第2版―ユビキタス情報通信時代の位置情報

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