奥穂→西穂
7/26 新穂高温泉(1100m)→白出沢→穂高岳山荘(2983m)
7/27 穂高岳山荘→奥穂高岳(3190m)→ジャンダルム→西穂高岳→西穂高口駅(2156m)
5年前の夏山で「初心者には危険」ということで
やむなくルート変更をした奥穂→西穂のジャンダルム越えに挑戦。
エアリアでもコースタイムもない破線ルート。
やや緊張しての山行開始。
初日はひたすら登り。
1930m付近からは相当な急登が始まる。
この時期に12爪アイゼン。
白馬以上にきつい。
6爪メンバーは相当苦戦していた。
もうすぐで穂高岳山荘。
ご飯を待ちながら日の入り鑑賞。
さすが3000mは景色がちがうべ。
第一の難関「馬の背」
これは怖い。切り立った尾根に拳の幅ほどの支持点。
鎖もなく確保なしではトップレベルの怖さ。
第二関門「ロバの耳」。
そして後ろにそびえ立つ「ジャンダルム」。
離れてみると結構垂直に見える壁も近づいたら
足場も多く、結構傾斜がある。
ジャンダルム自体に至ってはなんの困難もなし。
西穂独標のほうがレベル高いんじゃないの?
景色はさいこうですよ。
その後西穂まではアップダウンを3,4度繰り返しながら進む。
初めの馬の背にくらべればどれも難関とは言いがたい。
西穂手前の偽ピークで夏毛のオコジョと遭遇。
かわいー☆
15センチくらいでかなり好奇心旺盛な模様。
2匹いました。
西穂到着。
穂高岳山荘から5時間40分。
いつもは逆から眺めるピラミッドピークを望む。
相当びびらされるガイドブックやネット情報が大半でしたが
実際は三点支持等基本に忠実に歩けば
浮き石の多さや初めの馬の背を除き、予想外にイージーでした。
もちろんなれない初心者にとっては相当な難関であることには
違いないですが。
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初日の急登でメンバーの一人が高山病になり
初めて岐阜大医学部の夏山診療所のお世話になりました。
お医者が1名、学生ボランティアが2名。
点滴をうけるアンキチの横でボランティアの方に話を伺う。
イメージ的には山好きの方が来ると思いきや
結構山初めての人が多いそう。
またヘリで空輸してるんかと思っていた医療品なんかは
自分で担いで登らないといけないらしく
テント泊の人なんかより重い荷物を背負ってのぼるときいて
いやー、頭が下がります。
相当きついと思います。
ほんとに地獄に仏でした。
ありがとうございました。
みなさん超かっこ良いです。
高山病予防。とにかく前の日には睡眠を取ること。
GPSログ
7/26(桃) 新穂高温泉(1100m)→白出沢→穂高岳山荘(2983m)
7/27(赤) 穂高岳山荘→奥穂高岳(3190m)→ジャンダルム→西穂高岳→西穂高口駅(2156m)