その10　建築ツウに訊け！

設計者である筆者への100のＱ＆Ａ。
（ほとんどが編集長と自分での創作とのこと）

ふと本屋で手にとったらこれは「面白い」。
2400円と少々高いが気がついたらレジへ。

帰りの電車でもう笑いが止まらず噴出す噴出す。

これは建築設計やってる人にしかわからんと言うローカルな笑い。
この値段設定も頷ける（対象があまりにも狭い。建築でしかも設計のみ。）

そして面白いだけじゃなくて
設計と言う道を選んでしまった者の不安や思考の煮詰まりに対して
筆者のユーモアでかるーく、時にはクールに真摯に意見を述べる。

この本はあたりまえと考えていることをもう一度捕らえ直すことや、
（働き出して）見えすぎてしまって逆に見えなくなったことに気がつく
よい契機になる。

そして、気持ちが軽くなる。

筆者もふくめ、きっとみんな同じようなこと考えてるんやな、とおもた。
対象が狭いだけに顧客のニーズをど真ん中で捕らえてる。

それにしてもたとえの上手な人だ。