ダンチで物語を紡ぐ人


大団地展やるよ、とのことで行ってきました。
やれスターハウスだの、やれコミュニティーがどうの
やれ51Cだのそういった団地のお話ではありません。
いや団地の話ではあるのですが。


江戸堀の小さな本屋さんでのスライドショー。
講師の大山顕さんは総裁です。
住宅都市整理公団のです。
整備公団ではありません。



団地のスライドからスタートかと思いきやまず始まったのは「共食い問題」についての考察から。
・なんでトンカツ屋の看板にはかわいい豚ちゃんがナイフとフォークもってうれしそうにしているのか
・本人たちは気がついていないのか?
・いや気がついている表情のもののいるぞ
・ていうかこの看板、誰が得しているのだ?
・意外と牛はクール
・キャラクター文化の成熟が見て取れる


とか話しながらキーノートで写真をぺらぺら。
文字で書いてしまえばなんだー?となりますが
これは腹を抱えて笑ってしまいました。
ライブDPZだなーと感動。
ネタの調理もうまいし、しゃべりもうまい。
2,30分は続きました。


本題団地も推して知るべし。
何でもない団地のファサードで物語を語ります。
これがまた腹抱えものです。
詳細は到底伝えきる自信がないので省きます。
いわゆる団地マニアがここにきていたら
おそらく激怒して帰っています。



すごく面白い人でした。
ただの物好き、というよりは
物をきっかけにして常識と戦う人、って感じでした。
かっこよかったです。

世の中にはすごい人がいるもんだわ。