トリエンナーレに行った。


出張打ち合わせが思いのほかスムーズに行ったので
帰りにいってみたかった横浜トリエンナーレへ。


大きく3つの会場に分かれているのだけど
時間は2時間半くらいしか残ってないので
2つだけ早足でみてきました。




港沿いに会場があつまってます。



新港ピア会場。


入れ子の迷路のようになっています。
迷って何点か見逃した。


寝てた。




映画フィルムのコマとコマの間の黒い細い部分(映像的には「無い」はずの部分)だけを
張り合わせて上映する作品があったのだけど壊れててみれなかった。残念。




赤レンガ倉庫。

ミランダ・ジュライ女史の作品。
これはおもしろかったです。
細い廊下の壁から交互にメッセージの書かれたボードが。
メッセージを読みながら前へ進むと頭の中に流れる現実とは別の時間の流れを感じます。
http://mirandajuly.com/

実物みてみると日曜美術館ではだいぶん飛ばされてたことに気づく。
時間的にもですが内容的にもちょと流せんかったのかしら。
サムとかw





作品数が多く、なかでも映像作品が多いです。
映像作品じっくりというよりも体感的に楽しめる方がすきなので
結構スキップしました。


TIME CREVASSE (タイムクレヴァス)


「新 / 旧」というパラダイムは、単線的な時間という、硬直した世界観によって
保証されているのではないでしょうか。いま世界は、高度な情報化によって、時間
も空間もひとつの基準によって標準化されているように思われますが、じつはその
標準化そのもののためにかえって多くの分断、おそらく、人類の歴史のなかでも、
そうとうに深刻な分断をわたしたちは生きることを余儀なくされているように感じ
られるのです。
時間は複数の系として流れている。とはいえ、そのこと自体がそのまま豊かである
わけでありません。むしろ、時間は、ときに捩れ、渦巻き、ぶつかりあい、そこに
予想をしない亀裂が生じ、そこに深淵が顔を覗かせます。
アートの力は、まずは、その深淵を直視し、いうならば「タイムクレヴァス」のか
たわらに佇むことによって、個人と社会、国家、性差、世代差、人種、宗教といっ
た相互の差異を、現在の自分自身が置かれている状況を含めて、徹底して感じ取る
ことから生まれ出てくるのではないでしょうか。


公式HP 全体テーマ より抜粋


雨降ってたのでちょっとためらったけど
行ってよかったです。
改めてじっくり行ってみたいです。
パフォーマンスもみてみたい。
(チケットはバラバラの2日間有効)