ドチャッキー
象設計集団の名護市庁舎です。
相当インパクトが強いです。
真っ白のボヤーとした建築を見慣れてたら
濃すぎてくらくらします。
まず地図で見ただけでも既にインパクトあり。
大きな地図で見る
しかし沖縄でいろんな建物を見続けいると
この建物にあんまり違和感を感じない不思議。
このアサギテラス部分は網状になっていたり、
ガラスブロックを埋め込んだ屋根であったり
ツタが絡んでいたりと場所によって設えが違います。
日差しの調整など外部との関係の中でいろいろ役割を持たせている模様。
南側はぜんぶ違うシーサーがずらり。
海側のこの面には強い風が吹いていました。
- 作者: OJ会
- 出版社/メーカー: TOTO出版
- 発売日: 1995/09/01
- メディア: 単行本
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によれば、この風を利用した風の道を建物内に通し、
人工の空調を極力使わない予定だったみたいです。
今日行ったときは天カセのエアコンが作動していました.
スロープ、階段といろいろな経路を設定してます。
いろんなとこがつながってぐるんぐるん回れます。
ちびたが「探検やー」というて走り回っておりました。
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建物内部からいすや机がにじみ出たり、自転車置場になってたり
植栽が並べられてるテラス。
しかし金魚にはびっくり。
「沖縄における建築」と「市庁舎のあり方」を問われた
コンペで選ばれたこの建築。
土着なデザイン自体の強度もあるとは思うのですが、
問いに対しすごく「当たり前」の答えを提示することで
その「当たり前さ」が強度を持ってるような気がします。
こういう建築見てたら「おまえしっかりせいよ」と
いわれてるような気分になります。