オトナ語の謎


久々に電車で読んではいけない本に出会った。
オトナ語の謎」。
10ページ目くらいで笑いが隠し切れなくなり
もっと読みたいのに本を閉じた。


ふつーに使ってる仕事言葉とその解説。
客観的に見るとなんだか笑えるオトナ語
たとえば。



・御社、弊社
・ご査収ください
・まえかぶあとかぶ


まだまだ初級篇。普通。



・午後イチで  使うなー。「じゃ、打ち合わせ午後イチで」


・にんげん  ひと、じゃなくてにんげん。
 「現場のにんげんに聞いてみます」とか。


というスラング的なもの。



・たたき台
・本チャン
・政治的
・宿題



等々。打合せに頻出ワード。
擬態語なんかでは



・とんとん
・コミコミ
・ざっくり


うわーつかうわ。あかんもう笑いがとまらない。


そして電話。


・社内にはいると思うんですが。。
・失礼ですが・・=名前ぐらい名乗れ、の意。
 「お名前いただけますか」までいわなくても前半だけで通じるから不思議。
・「電話があったことだけお伝えください」
 かけなおすでもなく、伝言でもなく。
 そんなに急がなくて、こちら側のお願いベースのときに
 おいらも使ってるわ。。
・「何度かお電話したのですが」
 なにかしら遅れてて、気まずいときの決め文句。
 



いやーどこで覚えたか、みんな使ってるんですねー大人語。
しかも
「こんなこといってるのおれらだけやろ」
みたいな大人語が全国区なのに驚く。


・「外人部隊同じ部屋の上司が外注の人を指してこういう。
・「コンビニいってきますがなにかいりますかー?」



もう何がなんだか。。


みなまで言わずもわかるもの、
それがオトナ語
厳しいオトナの世界の潤滑油、
それがオトナ語



しかしいまどきこんな使ってるやついるんか??
・「中国語の勉強」
意味わかります?



オトナ語の謎。 (新潮文庫)

オトナ語の謎。 (新潮文庫)